デザインリテラシーの重要性
デザインを作るだけではなく、デザインの良し悪しを見分ける能力もとても大切です。
だからこそデザインの客観的な評価法というものがこの世界では重要だし、事実世界の主要デザインコンペ、例えばコンパッソドーロやレッドドッドアワードなどでは評価基準がしっかりと定まっています。
もちろん、日本のグッドデザイン賞も。
しかしながら、デザインの現場をみていたり、デザイナーの人たちと話をしているとこの視点が明らかに欠如している人が多い。
本当に残念なんですが、デザインの良し悪しをしっかり言葉で説明することすらできない人が、専門学校の講師やデザインコンペの審査員なんかを務めていることもあります。
デザインリテラシーをもたないデザイナーやディレクターが上司だった場合、残念ながら部下のデザイン人生はめちゃくちゃになってしまいます。
持つべき軸が形成できず、本来の能力を発揮できないからです。
さらに不幸なことに、その原因は本人にあると、たいていの場合押し付けられてしまうことがほとんどです。
上司だから、とか、経験があるから、こういう風にやるのが当然だからと、
ポジショントークを使いながら、デザインの良し悪しを自分の視点でしか語れない人材が、部下のデザイン評価を正しく行うことなんて出来るわけがありません。
少し話が逸れましたが、
デザインを正しく評価することができないと、良いデザインは作れないということにも繋がるので、デザイナーはデザインの読み方、デザインリテラシーをもっと学ぶべきです。
良いデザインとは何か?
そう迷ったら、私はディーターラムスの良いデザインの10箇条を思い出すようにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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