フリーランスデザイナーが、デザインコンペに出すメリットについて
2016/12/25
フリーランスデザイナーであるからこそ、デザインコンペに出したほうが良いんです。
なぜ、デザインコンペに出すか
デザインコンペ、みなさん出していますか?
インハウスデザイナーだった頃は「趣味の延長」のような感じでデザインコンペを考えていましたが、
フリーランスになってから、デザインコンペについての考え方がガラリと変わりました。
そもそも、デザインコンペというのは「報酬が約束されない仕事」なので、
フリーランスで仕事をしている身としてはある意味賭けのようなものなんですよね。
しかし、フリーランスだからこそ、デザインコンペに出すべきなんです。
受賞という「指標」
デザインコンペで受賞することで、自分に対する客観的な評価を得ることができます。
これはとても重要なこと。
なぜならば、その人の「デザイン力」という曖昧で専門的な能力を図る「指標」になるからです。
この「指標」があると、良い仕事や良いクライアントに巡り合う確度がグン!と上がります。
最強の営業ツールになる!
デザインコンペで作品を受賞するということは、それ自体が最強の営業ツールにもなります。
実績がメディアに掲載されたり、自分のSNSやHP上で受賞作品を公開することで、
新規顧客の獲得も期待できます。
わざわざ自分で営業に行かずとも、勝手に受賞作品が営業してくれるというわけです。
仕事を多様化できる
自分の専門外の仕事を受けるときというのは、
基本的に不利な条件になってしまいがちです。
再就職活動をされた方だと分かるかもしれませんが、未経験な業種の職に就く場合、給与はかなり削られてしまいます。
フリーランスも同様。
ですが、より幅広い経験を積んでおいたほうが将来の保険にもなりますので、できるだけ色んなデザイン業務を経験しておくべきだと私は考えます。
レイモンド・ローウィの『口紅から機関車まで』じゃないですが、
これからのデザイナーは「グラフィックデザイナー」とか「WEBデザイナー」などという狭義な枠の中だけで生きていくべきではありません。
・・・少し話がそれてしまいました。
デザインコンペは、見方を変えれば未経験の業種にチャレンジできる良い機会でもあるのです。
デザインコンペで、仕事を多様化するというのは、フリーランスデザイナーにとっては大いに意義のあることだと思います。
コンペについては他にも記事がありますので、興味がある方は是非ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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