フリーランスデザイナーが取り組むべき3つの仕事について
2016/10/17
フリーランスで仕事をしていると、「とにかく仕事をして稼がなきゃ!」と思うあまり、本来自分がやりたかったことを見失ってしまうことがあるんです。
そこで、ただがむしゃらに仕事に向かうのではなく、3つに分けて考えてみることをおすすめします。
1.ご飯を食べるための仕事
一つ目は、「ご飯を食べるための仕事」。
つまり、最低限生活できるレベルの収入を得るための仕事です。
「駆け出しのときは、コンビニのバイトとかやってた」なんていう先輩もいました。
まあ、最初のうちはそこまでいかずとも、やりたくない仕事や、本業にあまり関係ない仕事でも積極的に受け入れる、というくらいの姿勢でいたほうがいいですね。
軌道に乗ってきてからは、ここの部分をより効率よく回せるかが鍵になってきます。
2.自分を売り出すために投資する仕事
分かりやすく言えば、「デザインコンペ」です。
名もないデザイナーでも、コンペで受賞して、受賞回数を増やしていけば自然と知名度が上がっていきます。
それとともに、いい仕事に巡り会える機会も増えていくことでしょう。
ただ、コンペは報酬が約束されない、自分に対する投資のような仕事なので、これを主体にして仕事をしていくことは現実的にはかなりマッチョです。
つまり、1の仕事とは全く性質が違う仕事です。
稼ぐための仕事ではなく、自分に投資するような感覚で取り組むべきですね。
でも、「コンペの賞金で飯食ってます」って、なんかハンターみたいでカッコいいですけどね。
3.自分の仕事
今まで挙げてきた2つの仕事は、基本「誰か」のための仕事です。
言い換えればクライアントワークとひとくくりにもできます。
3つめの仕事はそれと反対の「自分の仕事」。
例えば、
- 自分のブランドを立ち上げて、ネットショップで販売したり、イベントに出店する。
- 地元の特産物を使った野菜ジュースを開発してみる
- 近所の空き家を利用して、託児所兼コワーキングスペースを作る
とか、なんでもいいんですけど、自分で起業してみて何かビジネスを始めてみるということです。
やりたいことがない、という人もいますが、それは今までの過程で無意識のうちに「やりたいこと=仕事とは違うもの」と振り分けているだけ。
自分が好きで、週末やっていることとか、小さい頃ハマったこと、最近興味があること、などなどを思い返してみて、
今までの自分の仕事に少しでもマッチングできることがあったら、やってみる、
というその程度でいいので一度取り組んでみてください。
理想的なのは、将来的には1と2の仕事を縮小させて、自分のビジネスだけに切り替えること。
じゃないと、一生作業員デザイナーとして生きていくハメに。。
これからフリーランスを目指す方、始めたばかりの方は是非これら3つの仕事を意識して仕事に取り組んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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