要素を整理することが、良いデザインをするための最初の一歩
2016/05/16
レイアウトデザインの話。まず、整理することから始めます。
要素を整理する大切さ
依頼主のラフ案を信じない
例えば、レイアウトのデザインをするときに、依頼主からラフ案をもらうことがあると思いますが、
経験上、そのラフ案通りのデザインを行って良い結果に結びついたことってまずありません。
大抵のラフ案は、
- 何を伝えたいのかはっきりしていない
- 視線で追いにくい
- 文章量が多いor少ない
などなど、そのままデザインに落としこむのが難しいことがほとんど。
いや、「難しい」というか、
現実的には別にそれなりの見栄えにはなるんですけど、とても「良いデザイン」には成り得ないってこと。
「あるべき構造」へ再構築する
まずは、複雑になって伝わりにくくなっている原因を特定して、
そのレイアウトの「あるべき構造」を再構築することが、良いデザインをするための第一歩なのです。
いくら表面だけ良い面構にしても、構造に問題があると正しい情報が伝わりません。
そういう点では建築みたいな考え方に似ているのかもしれません。
注意すべきは、自分のものさしで構造の優先順位を変えてしまうこと。
依頼主の求めている成果物と異なるものになってしまうので、事前のヒヤリングはしっかり行いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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