デザインハック:デザインをする前に、確認したいこと
2016/04/30
デザインのしごとに取り掛かる前に、確認したいことについて
源流まで遡る
よくあるのが、
「売れないからデザインを変えて欲しい」
「お客が来ないからデザインを変えて欲しい」
という要望。
そこで、
「よし、じゃあデザインを変えて売上上げるぞ!」
「目立たせてお客の目に留まるようにするぞ!」
と意気込んでデザイン(手を動かす)する前に、一度冷静になってみてください。
例えば、
「売れないからパッケージを変えて欲しい」
という要望だった場合、そのまま単純にパッケージのデザインを始めるのではなく、
『売れない原因は商品にあるのではないのか』
『売り方が原因なのでは?』
『価格が原因なのでは?』
というように、少し源流のほうまで遡ってみて、原因を探して見るのです。
クライアントは自社の製品に対してバイアスがかかっているので、知識や経験が少ないこちらのほうが、案外客観的に判断できるのです。
率直に意見を伝えてみる
もし、原因がパッケージでなく、商品や売り方、販促の仕方にあると感じたら、思い切ってそのことをクライアントに話してみましょう。
もしかしたら、パッケージだけでなく商品のデザイン、販促のデザインまで任せてくれるかもしれません。
提案のレベルは確実に上がる
結局、当初の予定通りパッケージだけデザインしたとしても、売り方の原因を探る過程で得た情報を使えば、最終的なアウトプットのレベルも確実に上がります。
『そこまで考えてくれていたのか』
と、
きっと、相手にも誠意が伝わるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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デザインのあんなことやこんなこと、デザイナーの働き方などについて取り上げているブログです。
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