金継ぎセットを買ってみた!
2016/04/03
欠けた器を修繕する「金継ぎ」。揃えないといけない材料や道具がたくさんあって大変なんですが、東急ハンズで「金継ぎセット」なるものが販売されていたので買ってみました。
金継ぎとは
「継ぎ」の意味は、つなぐごと。金でつなぐから金継ぎ。
割れたり欠ける前の状態に復元するのではなく、変わる「景色」を楽しむことが出来る修復方法です。
金継ぎは、漆を接着剤の代わりに使うようなイメージの伝統的な器の修繕方法。
ただし、アロンアルファとかで「ちゃちゃっ」とできる簡単なものではなく、工程は非常に複雑。
実は以前金継ぎの本を呼んで、金継ぎ経験のある友人に教えてもらったのですが、材料を揃えるのも一苦労なのです。
でも、金継ぎセットなら必要な素材・道具がセットになっているので楽ちん!
金継ぎセット、『金継ぎ「美」』
それがこちら。
中を開けると、色々入っております。
金継ぎのやりかたが書いてあるマニュアルも同梱。
ただし、金継ぎのやり方って本当に色んな種類があるんですよね。器が「欠け」なのか「割れ」なのかにも合わせて工程が変わるなど、まじで複雑なのです。
なぜ、金継ぎなのか
なぜそんなことをしてまで器を直すのか?そう思う方も多いかもしれませんが、ハンズのおじさんいわく、「食器を修繕する方法は、金継ぎしかない」ということなのです。
つまり、その他の接着剤は健康に害を及ぼす可能性があるので使っちゃだめなんだそう。
だから、お気に入りの器が欠けてしまったり割れてしまったときの修繕方法は「金継ぎ」しかないのです。
捨てようにも捨てられなかった器を、もう一度よみがえらせるただひとつの方法ってわけです。
金継ぎに興味がある方は、まずはこの本を読んでみると良いですよ。
誠文堂新光社
売り上げランキング: 29,296
きっと、金継ぎの魅力がわかると思います。