ツールが変わると思考も変わる
「ツール」と「アウトプット」の関係のはなし。
万年筆
例えば、普段使う筆記具を万年筆にしてみる。
力の加減や傾きによってインクの出方が変わってくるから、きっといつもと違う文字やイラストが書けるはず。
ちなみに、同じ万年筆の中でも、そのときの気分や状況に合わせて使い分ける作家も。
書くのに苦渋しているときには「武蔵」を握って根性で書き、頭が冴えわたっているときは「狂四郎」を握ってさらに冴えて書き、ちょっと大量に書くときはバタくさくてタフなヤツ、「サム・スペード」で書くというわけです。(引用:『作家と万年筆』)
スマホ
今までPCで行っていた文章を、スマホで書いてみる。
そういえば、最近はレポートをスマホで書く大学生も多いんだとか。
デスクトップの前でカタカタやるのは「やってる感」があって良いけど、ちょっと疲れちゃうから、
スマホですらりと文章を書いていくのは案外よいかも。
立体にしてみて考える
アイデアを紙に書くだけじゃなくて、実際に手を使って形にしてみる。
粘土とか、発泡スチロールとか、何でも良い。
材料がなかったら、そこらへんに落ちているダンボールでも良い。
立体にしてみると、今まで見えなかった部分が見えてきて、それまでとはまた別の考え方もできるようになる。
ペンタブを、使わない
あえて、ペンタブを使わないでマウスで描いてみる。
すると、自分もびっくりの、予想外の線が・・・。
私もたまにやりますが、これがまたいい味が出るんです。
手が痛くなるけど。
行き詰まったら、ツールを変えてみる
文章でも、アートでも、デザインでも、何かを表現することは同じこと。
もし、創作をしていて行き詰まったら、使っているツールを見直すことで、思わぬ突破口を見いだせるかもしれません。