初マラソン日記:走り終えた今、考える事
2016/03/16
初めてフルマラソン(横浜マラソン2016)に参加して、走り終えたあと、思ったこと。
普段、なかなか感じられない達成感
明確な目標があって、それを達成できたときの喜び。
普段の生活ではなかなか体感できない、この大きな達成感を誰でも味わうことができるということ。それもマラソンの醍醐味の一つだと感じました。
普段もこのくらい達成感を感じることができる仕事をしないといけないんだなとも思いました。
いろんなことを考える時間
走ってるときに、街頭の皆さんがいろいろなプラカードを掲げてくださっているのですが、一番印象に残ったのは、
かっこいい自分と
かっこ悪い自分の
両方に会える時間
という言葉(確か、10km付近だったはず)
全くその通りで、42.195km走る間にホント色んな自分に出会えました。
『今トイレに行って大丈夫かな??置いていかれないかな??』と臆病MAXな自分
『よし!ここから抜きまくるぜ!』という勘違いな自分
私の場合、5時間弱走ったので、つまり5時間弱、自分と対面したわけです。
普段これだけ長い時間自分と向き合うことはなかなか無いですよね。ある意味、孤独で内向きな、でも前向きな体験です。
いろんなものに影響を受ける時間
同じように、横浜マラソンを走った方のブログを読んでいて、思わず共感した記事があったのでご紹介。
見も知らない人がこんなにたくさん集まって、それぞれが、一つの目標に向かって突き進む。しかし、協力は基本しない。(一部チームで参加している場合などを除く) ただ、具体的な協力はないけど、実際は様々なランナーから影響は受ける。
- 自分より全然、年上のオバちゃんに抜かれた時
- 白髪の外人のおじいちゃんランナーを結局抜かせない時
- 脚を引きずりながら、走るランナーを抜かした時
- 元気よく抜かしていく若い仮装したランナーを見た時
- ペアで走っているのか大きな声で相手を励ましながら走るランナーを見た時
- 応援のパフォーマンスを見た時
これら全てが自分の走りに影響を与えていく。
1人で走っているようで1人ではない何かが影響しあっているこの感覚。これは大きなマラソン大会でないと、味わえない感覚だろうと思った。(引用:http://www.maltiman.com/)
まさにその通り!思わず読みながらうなずいてしまいました。
マラソンは個人種目ですが、周りを走る選手はときに辛さを共有したり、励まし合ったりできる良きパートナーでもあります。そして、応援してくれる方一人一人も大切な参加者なんですよね。初めてこういう競技大会に参加して、「応援してくれる人々」の大切さを身をもって知ることができました。
最後に、なんとなく思ったこと
最後に、ちょっと大きな事言いますけど、ひかないでくださいね。
それは、
マラソンに、人生の縮図を見た
ってこと。
***
スタートから、ゴールまで、とにかく走り続ける。
歩みを止めてしまったら、そこでレースは終わる。
過去でも未来でもなく、「今」を考え続ける。
流れている時間は皆同じ。
***
なんだかちょい痛ポエマーみたいになってしまいました笑
でも、今回初めてマラソンに参加してみて、自分にとってプラスになることが多かったと感じています。下手に自己啓発本なんか読むよりもよっぽど自分のためになるかもしれません。