デザインをする前に気をつけておきたい「5W1H」
2016/04/03
デザインの仕事をする前に、確認しておくべき「5W1H」。
情報をきちんと整理する
パッケージや広告、製品、どんなモノでも共通することなのですが、まずはじめに「情報をきちんと整理する」ことが大切です。
「情報」というのはざっくりいうと以下のようなもの。5W1Hっていうやつです。
- When
- Who
- Why
- What
- Where
- How
分かりやすく説明しているサイトがあったので、それを引用させていただきます。
When[いつ実行するのか]
継続的に実行するのか、数日間のみ実行するのか、単発的なのか、繰り返し実行するのか、第1弾・第2弾等シリーズで実行するのか、などWho[誰に対してなのか]
個人・家族・カップルなど条件はあるのか、独身・既婚なのか、所得層の想定はあるのか、所有者・購入予定者など条件を絞り込むのか、などWhy[なぜ行うのか]
キャンペーン限定なのか、継続的な案内用なのか、集客目的なのか、告知目的なのか、製品(サービス)紹介なのか、などWhat[何をアピールするのか]
価格情報なのか、製品情報なのか、イベント告知なのか、会社案内なのか、製品カタログなのか、店舗紹介なのか、などWhere[どこで使用するのか]
店頭配布するのか、新聞折り込みするのか、DMに使用するのか、資料請求向けに送付するのか、依頼して置かせてもらうのか、などHow[どのように実行するのか]
ホームページ制作や複数媒体同時制作なのか、同時にイベントやキャンペーンも行うのか、単発企画なのか、年度を通じての企画なのか、など
この部分をクライアント、上司、チームなど仕事に関わる人々ときちんと共有していかなければ、正しいアウトプットに導き出すことは出来ません。
ただ、
こういう細かな情報を漏れ無く決めていけて、優先順位だったり具体的な作業フローに落とし込める人って・・・
そんなに見たことない気がします(笑)
単独ではなく、チームで助けあって5W1Hを埋めていく感じなのかもしれませんね。
もしくは、ミーティングをするときにノートとかの片隅に、
When/Who/Why/What/Where/How
とかメモしておくとか。
・・・いや、めんどくさいな(笑)
でも、こういう風に情報をきちんと整理してからデザインをしていかないと、結局困るのはデザイナー本人なんですよね。
事前に周囲にもきちんとアプルーバルを取っておかないと、いざデザインを見せた時に、
「あれ、なんか違うよね?」
ということになってしまい、何度もデザインをやり直さないといけなくなってしまうので。
5W1Hの切り口にしなくても良いので、まずは情報を整理して周囲ときちんと共有することが大切です。