「大人」デザイナーたちの「クラウドワーキング」に対する不満について
2016/02/22
最近、「大人」なデザイナー人たちと話していて話題になるのが「クラウドワーキング」。
「デザインで独立しようと思います」と言うと、まず多くの「大人」なデザイナーたちは、
『いやぁ、まだ若いんだからさ、もうちょっと経験積まないと』とおっしゃってきます。
(ご自身、実務経験ウン十年とかの人だから、立場的にも仕方ないところはありますが)
で、その後フリーランスの仕事の話で続くのが、
『クラウドワーキングってどうなの?』という質問。
この手の質問には、こちらがどう返答しようとも、だいたい否定的な意見が返ってきます笑
『デザインのずぶの素人でもああやって仕事もらえるのはどうなんだ?』
とか、
『あんなんじゃ、飯食えないぞ』
という感じ。
確かに、『クラウド』1本で飯を食っていくのは、起きている時間すべて費やすくらい(もしくはそれ以上)使わないと厳しいのかなとは思いますが、
多くの「大人」デザイナーは『素人のデザイナーがでしゃばりおって』という謎の感情をあらわにしてきます。
私的には、『「美大」とか「専門」とか行かなくても、みんながデザインできるようになってきたから、いいじゃん』って思うんですが、やっぱり違うみたい。
中には、ツールの発達で誰でも「そこそこのデザイン」ばかりが増えてしまうと危惧する声も。
・・・あなた的に「そこそこのデザイン」でもその人達が「良し」としているわけだから、それはそれで良いんじゃん?
って思うんですけどね。
そもそも、「そこそこのデザイン」ばかりが増えることで、一体誰がどんなふうに被害を受けるんだろうか。
みんな考え過ぎだと思うんですけどね。