DESIGNHACK(デザインハック)

在宅ワーク・デザイン・DIY・フリーランスデザイナー系の記事を扱うブログメディア

デザインの大切なプロセス:便利なツールで省略してはいけないこともある

      2016/02/17

今日、話をしていて『そうだよなァ』と頷いたことをメモ。

ツールで便利になったこと

例えば、3Dモデリングソフト。このブログでも紹介していますが、FUSION360くらいクォリティが高いソフトが無料で使えると、そりゃもうかなりデザインの作業って楽になるんです。

でも、今日大学で講師をしている方と話をしていたんですが、『アイデアを即3Dで作っちゃうから、カタチの推敲ができていないんだよね』と嘆いていたんです。

ああ、そうかと。

3Dソフトが出る前って、製品をデザインするプロセスはこんな感じだったはず。(リサーチとか、そこらへんは省略)

1.コンセプトメイキング

2.スケッチ

3.ラピッドプロトタイピング

検証し、必要に応じて1.〜3.を繰り返す

4.モデル作成

検証し、必要に応じて再考する

完成

いままでって、アイデアを2Dイメージにして、それを立体で把握するために実物でモデリングしていたんですが、その工程で生まれる「推敲」って結構あったんですよね。

『あ、立体にしてみると、ここもう少し丸い方がいいな』

みたいな。

あ、もちろん3Dでもそうやって推敲されている人も、たくさんいるんだとは思います。

ただ、あまりに初期アイデアを簡単にリアルな立体イメージに置き換えられてしまうので、変に「満足」してしまい、あまり造形的な推敲ができないままフィニッシュしている作品も多い、ということなのです。

つまり、こうなっちゃってる。

1.コンセプトメイキング

2.スケッチ

3.3Dモデリング

完成

***

3Dソフトはもちろん、テクノロジーのおかげどんどんツールが便利になっていって、

それを活用するのはとても良いことです。

ただ、デザインのプロセスには「省略」してはいけない部分もあるということを知ることも大切なんですよね。

 

 - HACK, デザイン