デザイン提案するときに一番重要なこと・・・それは
2016/02/05
デザイン提案するときに、一番重要なのは相手にきちんと「伝える」ということ。当たり前のことですけど、少し気を遣うだけで相手からの評価って変わってくるんです。
最近、外部にデザインを依頼することが多くなってきて、これまでのようにデザインを提案する立場から、デザインを見る立場になってあらためて気づいたんです。
全ては、相手の「伝える」能力次第なんだなと。
例えば、
仮に、3つのデザイン案があったとして、
- それぞれ、どういった意図でデザインされているのか
- どれが一番最適なアイデアなのか
- なぜ、最適なアイデアなのか
というようなことをきちんと伝えることで、それぞれじーっと読み解かなくてもある程度は各デザイン案の内容を読み解くことが出来ますよね。
また、それぞれのアイデアのメリット/デメリットなんかもかいつまんで教えてくれると、
『ふむふむ、じゃあ、こっちにしようかな』
と選びやすくもなります。
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これ、別にクライアントに対してだけ言えることではなくて、例えば上司にアイデアを見せたり、チームに共有するときにも言えることですよね。
何枚かプレゼンシートが送られてきて、何も説明なく「ラフ作ってみました」って言われても、
『なんのこっちゃ!』
って思いますし、いちいち糸を読み解かないといけないのもめんどくさい。
メールでも、それぞれのシートの説明を添えてあげれば、だいぶ分かりやすい「伝わる」アイデアになるはずです。
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よく、プレゼンのハウツー本で、「いくら良いアイデアが生まれても、プレゼンがヘタでは意味が無い」なんて書いてありますが、まあその通りですよね。
提案に費やした時間や労力と同等、もしくはそれ以上費やしてでも、「相手にどう伝えるか」ということはきっちりと検討すべきです。