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第一線で活躍するデザイナーの頭の中とは?『いいデザイナーは、見た目のよさから考えない』

   

日本デザインセンターの有馬トモユキさんの書いた『いいデザイナーは、見た目のよさから考えない』という本を読んでみました。

いいデザイナーは、見ためのよさから考えない (星海社新書)
有馬 トモユキ
講談社
売り上げランキング: 125,969

冒頭で、「デザイナーが考えていることを、デザイナー以外の方々に読んでもらう本」と定義していますが、まさにその通りの内容でした。

特に共感したのは、デザインは“感覚”だけでなく、“論理”を使うのであるという指摘。

デザインには、その人なりの“感覚”のよさ、造形の技術が必要です。けれども、デザインには「なんとなく」の感覚だけで決める部分はありません。デザインの基本構造を支配しているのは“論理”です。

デザイン、というとどうしても衣装的な部分を連想してしまい、それは個人の感覚によって舵取りされているというイメージがありますよね。でも、実際はここで指摘されている通り、論理があって初めて成立しているんです。

後半部分では、「センス」の正体にも触れています。

センスは気づき、つまり観察能力のことであって、良し悪しはまた別の行為によって評価されます。

「センス」は物事への気づきであり、観察能力のことであるとも。

つまり、「生まれつき、センスがないんですよね」なんていあことはあり得ないんですね。

基本的に、「デザイナー以外の人」向けに書かれた本ではあるかもしれませんが、第一線で活躍するデザイナーがどんな事を考えて仕事をしているのかがよくわかるので、これからデザインを学ぼうとしている方や、デザイナーとして働こうとしている方にとってもとても良い本だと思います。

プレゼンや、提案するアイデアの数などかなり実践的なアドバイスも含まれていますので、座学的なデザイン本ではなく、すぐに役立つサプリメントとして何か刺激を受けるはず。

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