DESIGNHACK(デザインハック)

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佐藤オオキさんに学ぶ 相手が思わず、アッとなるような提案のコツとは

      2015/10/28

デザインだけじゃなくて、何か提案をするときに相手を「アッ」とさせるために必要な視点について。

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それは「相手の縛りをひとつ解いてあげること」。

これは複数案提案する前提の話なのですが、例えば5案提案するのであれば、1つは相手の想定外のものを入れてあげるということ。

設定される条件をちょっぴり無視したアイデアを入れておくのです。

例えば、nendoの佐藤オオキさんがNHKのドキュメンタリー(『仕事の流儀』)で、ビールのパッケージをデザインするときに、

まだ生まれていない味を含めたラインアップ全体を提案していたのが好例。

ビールのパッケージが先行して、企画がスタートしたという、普通じゃありえないことですよね。

そのときに提案された味も、今は販売されています。

依頼されたビールのパッケージだけをデザインしていたら、きっとこんな広がりにはつながらなかったでしょう。

依頼者が事前に意識している「単体のパッケージデザイン」という「縛り」をほどいたからこそ生まれたデザインです。

こういうふうに、相手が自然と設けている「縛り」をほどいた提案をすっと1案潜り込ませておくと、

その場の雰囲気も変えることが出来ますし、相手に提案の広がりを認識してもらえることにもつながります。

そういう意味では、佐野研二郎さんのオリンピックエンブレムも、その後の活用の可能性まで評価されたという点では、「縛り」をほどいた例ですね。

ただ、そのあと彼自身がめっちゃ縛り上げられていまいましたが・・・

さて、ビールの話をしていたら、まだ夕方なのにビールが飲みたくなってきました。

いわて蔵ビール、いかがですか。

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