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デザイナーでも読みやすい:「小さな会社こそ、高く売りなさい」でスモールプレミアム戦略を学ぶ

   

ポーターの戦略も、ドラアッカーの戦略も、小さな会社では使えない。そういう話からスタートする本書は「小さな会社」で奮闘するすべての人の真の指南書と言ってもいいかもしれません。

例えば、小さなデザイン事務所に勤めている人も、参考になると思いますよ。
小さな会社こそ、高く売りなさい

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よくある「ビジネス書」とは全く違う

タイトルにもなっている「小さな会社こそ、高く売りなさい」という言葉の意味は、中小・零細企業や、大企業の親切されたばかりのチームや部署がいかに高利益でビジネスをするのかを考えなさい、ということ。「小さな会社」が生き残るために残された唯一の方法「スモール・プレミアム戦略」について、具体的な方法や成功事例を取り上げています。(しかもかなり分かりやすく)

著者は経営コンサルタントの竹内謙礼さん。失礼な話ですけど、この手のビジネス書でコンサルタントの方が書かれている本って正直胡散臭いって思ってたんです。でも、本書はその心配はありません。「小さな会社」に所属する人なら、1ページ1ページ、めくるごとに「うんうん」と共感できる部分が増えていき、読み終えた後には後にはもう動き出したくてたまらなくなるはずです笑

金・時間・人の悩み

そう、「小さな会社」はこの3つの要素に悩んでいるのです。私が特に興味深かったのは「人」の問題。「小さな会社」に勤めていると呆れるくらい多くの「人」の問題に悩まされるのだ・・・。

こういう問題って、実際に「小さな会社」に近い距離にいる方じゃないと問題提起すらできないと思うんです。ただ漠然と「人材教育論」を展開されても、そんなのアテにならないんですよね。

『こうした事情もわからず、経営コンサルタントは、社員研修等で「もっと前向きになれ」「もっと仕事を楽しめ」と檄を飛ばしても筋違いだろう』

本書は小さい会社あるあるの「同族経営」の問題にも触れながら具体的な解決方法を提案しています。ここの部分で悩んでいる方は多いはず。

難しいビジネス用語も出てこないし、何より共感できて具体的にどうすればいいのかというアイデアが湧き出てくる感じ。

amazonでも高評価!

単なる「安売りをやめなさい」という当たり前の話ではなく、小さな会社は社員にどのような仕事を与えていくべきなのか、小さな会社はどのような価格戦略を打ち出していくべきなのか、などが事例やマトリックスなどを用いてわかりやすく伝えられています。

いま、非常に知りたかったことが言葉で認識できました。
買ってよかったです。
教えてくれた友人に感謝しています。

「小さい会社」にお勤めの皆様、飲み会でああだこうだと愚痴る暇があったら、一回読んだほうがいいですよ!

小さな会社こそ、高く売りなさい
竹内 謙礼
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 10,634

ほなさいなら!

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