デザイナーだからセンスがある、という間違った考え方について
2015/02/14
センスが無いから、デザイナーにはなれない、なんて考えはマジでクソです。
逆に、デザイナーだから、センスがあるという考えも同様。
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知識と演習でセンスは形成される
よく、
「君はデザイナーだから、センスがあるだろうけど」
「私はデザイナーではないので、センスがなくてわかりませんが」
というように言われることがあるのですが、正直なんかイラッとします。
これって、「絵心」があるorないにも当てはまると思うんです。
要は「知識」や「演習」をすれば誰でも絵は上達するのと一緒。
デザイナーとしての「センス」も知識や演習を繰り返していくことで誰でも身につけられます。
美大入試で「センス」を問う試験なんてほぼ存在しないはずです。デッサンや、色彩構成なんていうのはそれこそ「知識」と「演習」によって修練されるもので、・・・こんなの誰でもできます。
アートはまたちょっと違ってくるのですが。
デザインという作業は特殊なことじゃない
ですから、
「私はデザイナーではないので、センスがなくてわかりませんが」
なんて言われたら、ここはマジで切れていいところですよ。だって、デザインというのは、
どうしたら、もっと使いやすくなるか
どうしたら、もっと無駄がなくなるか
どうしたら、みんながハッピーになれるか
・・・などなど
を考える行為なのですから。
決して、
特殊な思考を行って、奇をてらった施策をすることではないのです。
「センス」がない事を理由に「わからない」と言う人達はただ、「考えてない」だけなのです。
そういう人たちには以上のことを説明して、ズバッと
「仕事しろや!」と言い放ってやりましょう笑
ほな、さいなら!
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