LINEクリエイターズマーケットの売れ筋スタンプを分析してみた
2014/07/02
売れるスタンプとは
先月より運用を開始したLINEクリエイターズマーケット。一晩で数万円稼ぐヒットスタンプもあるようですが、それはほんの一握りのクリエイターでしょう。そこで、今日は「これからスタンプを作る!」という方や「なかなか売れ行きが良くない」とお悩みの方のために、売れ筋スタンプの傾向を分析したいと思います。
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人気のモチーフ
人気ページを見ていると結構モチーフがかぶっていることに気がつきます。ダントツで多いのがネコ。ゆるいタッチの、のまネコ的なキャラクターが数多く見受けられます。
(引用:https://store.line.me/stickershop/showcase/top_creators?page=1&listType=top)
また、意外だったのがオヤジモチーフ。以前、『おじさん図鑑』がヒットして話題になりましたが、スタンプにも結構オヤジが潜伏しています。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000170)
ちょいキモ+α
ただ気持ち悪いだけだと売れませんが、ちょいキモ+αしているスタンプが数多くあるように思えます。
例えば、「ゆかいなエヅプトくんスタンプ(壁画ぽい版)」や、「クマ・サピエンス」。「ゆかいなエヅプトくんスタンプ(壁画ぽい版)」は「ちょいキモ+エジプト王」、「クマ・サピエンス」は「ちょいキモ+クマ」と、それぞれ他のキャラクターにはない独特の世界観を感じます。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000227)
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000502)
言葉のひねりが効いている
よくニュースでも取り上げられている「もっと私にかまってよ!」はコンセプトが秀逸なため、キャラの放つ言葉にひねりが効いています。「返事まだ?」「既読じゃん」「誰といるの?」など・・・他にはない言葉ですよね。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000493)
他には、「爆笑発言」をする「爆笑ピクト」や、RPGのセリフ風スタンプ「強敵出現」など。死語を振りまく「ユル昭和~懐かしの死語メドレー~」なんてのもありました。言葉の独自性も他のスタンプとの差別化に大きく関わってきそうです。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000095)
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000144)
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000469)
ユーザー狙い撃ち
ユーザーが明確なスタンプ。例えば、「幹事さんのためのスタンプ」はその名の通り、幹事のためのスタンプ。「ゴルフバカ」はゴルフ仲間で盛り上がれるようなスタンプ。ある程度、使用用途を絞ったデザインにするのもアリかもしれませんね。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000453)
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000396)
バリエーションの広さ
スタンプは感情表現の手段なので、いろんなリアクションがあればあるほど使い勝手が良いですよね。使い方がかぶってしまうものや、似たような絵ばかりになってしまうと「お買い得感」が薄らいでしまいます。それを考えるとやはり「もっと私にかまってよ!」のバリエーションの幅の広さはちょうどいい感じだし、どれも使えそう。
おまけ:DESIGN HACK的「これが売れる!」
人気の売れ筋スタンプをひと通り見てきたんですが、LINE上のメッセージに絡んでいるスタンプが少ないように感じました。(上のメッセージを指さしているデザインなど)「もっと私にかまってよ!」にも、そういう絡みのデザインありますよね。
(引用:https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000493)
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