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食品パッケージの世界「味の違い」をどう伝えるか

      2014/05/06

良いデザインだなあと思ったものを独断と偏見で紹介。こちらは山形県の「大沼養蜂」という養蜂場のはちみつのパッケージ。デザインを手がけたのは同じく山形県のakaoni Design

工芸的はちみつパッケージ

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(引用:http://www.akaoni.org/works/01.html)

クラフト紙にそれぞれ1色で味がスタンプされているだけ。はちみつというより、小布施の羊羹みたいな、そういう日本ならではの工芸感があります。
この、クラフト+スタンプ(実際はフレキソ印刷?)というデザイン、いい意味で今っぽいなあと感じます。全国の小売店に流通するマスプロダクトではなく、その地域だけで消費されているもののような。だから外の人から見ると価値がめっちゃ上乗せされるんですよね。

海外のはちみつパッケージ

はちみつって、じつはいろんな味があるんですよね。私も以前百貨店の地下でたまたま試食する機会があったのですが、植物によって蜜の味が全然違うんです。どこまでも粘り続けるようなあま~いものや、ほんとに森の中にいるみたいな香りのものとか。で、そういった「味の違い」を海外のはちみつは図鑑の挿絵のようなイラストで表現しているんです。
たとえば、このはちみつはラベンダーですよね。12oz-lavenderhoney-700x700

(引用:http://www.littleoakfarms.com/featured/lavender-honey.html)

このはちみつはギリシャのデザイン。ロゴのカタチが八角形になっていて、サイドにサイドに植物の絵が描かれていますね。なんとなく、それぞれ味が違うんだなって感じ。A 25056

日本人である私からすると、大沼養蜂のはちみつのパッケージは他のデザインより味の違いが直感的にわかる気がします。こういう手法だと、あまり馴染みがない、例えば「栃のはちみつ」ってどんな味だろうとか、今まで知らなかった味を認知させる効果もあるはず。何より美味そうですし。良いパッケージだなと思います。

(引用:http://www.packageinspiration.com/melissi-honey.html/)

大沼養蜂HP

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