DESIGNHACK(デザインハック)

在宅ワーク・デザイン・DIY・フリーランスデザイナー系の記事を扱うブログメディア

「製糸」が旬ですが「製紙」にも目を向けて!『紙の博物館』

      2014/05/03

世界遺産に登録されたのは「製糸」

巷では、世界遺産に登録される見通しになった富岡製糸場に注目が集まっています。
「朝日新聞デジタル 富岡製糸場、入場者数は過去最高 世界遺産効果いきなり」 


国内で初めての生糸を製造する、近代的な工場が富岡製糸場だったわけですが、今回は「製糸」ではなく「製紙」に目を向けてみます。

近代製紙業の幕開け

実は富岡製糸場が設置された翌年、東京の王子に国内初の「洋紙」を製紙する会社が設立されました。
(本来「抄紙-しょうし-」という言葉が妥当ですがここでは「製紙」にしておきます。)
明治維新の前は公文書など、すべて「和紙」が用いられてきたのですが、明治の時代に入ってからは「洋紙」が多く使われることになっていたんですね。王子製紙工場が完成すると、すぐに政府から「地券紙」の大量発注、新聞社からの注文が立て続けに入ったそうです。

現在は、『紙の博物館』に

img_index_02

(引用:http://www.papermuseum.jp/about/)

戦後はGHQによる財閥解体が行われて、王子製紙は全国に分社化されてしまうのですが、今でも王子にはその名残として『紙の博物館』というミュージアムが存在します。
この博物館、かなりの充実っぷりです。例えばこの機械、一般人が見れるのはここだけなはず。これは木からパルプにする機械なんです。img_02

(引用:http://www.papermuseum.jp/about/)

特別展では、今「金唐紙展」が開催中です。

20140315-1-thumb-178x178-680

(引用:http://www.papermuseum.jp/about/)

紙について手っ取り早く知識を吸収したいなら、ググるよりここで資料を見たりガイドのおじさんの話を聞いたほうが効率がいいはず。
貴重な資料も多いので、ぜひ一度足を運んでみてください。

祇の博物館HP
http://www.papermuseum.jp/

<関連本>

紙の知識100
紙の知識100

posted with amazlet at 14.05.02
王子製紙
東京書籍
売り上げランキング: 280,065
富岡製糸場と絹産業遺産群 (ベスト新書)
今井 幹夫
ベストセラーズ
売り上げランキング: 48,070

 - その他, サービス