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『ブルーノ・ムナーリのファンタジア 想像力ってなんだろう』

   

ムナーリ先生のデザインに触れる

静岡の「ヴァンジ彫刻庭園美術館」で開催中の「ブルーノ・ムナーリのファンタジア展」に行ってきました。

ブルーノ・ムナーリ(1907‐1998)は絵画や彫刻、絵本や子どものための遊具、グラフィックデザイン、プロダクトデザインなど、幅広い活躍で世界的に知られるイタリアの作家です。1907年にイタリアのミラノで生まれたムナーリは激動の20世紀に、ウィットに富んだ知恵とユニークな発想でいつも人々を驚かせ、心をゆさぶる作品の数々を生みだしてきました。
「ファンタジア」とは、そのような知性とユーモアをあわせもったムナーリが好んで使った、自由な発想の能力を指しています。1945年、5歳の息子アルベルトへの誕生日プレゼントに、ムナーリは絵本を創作しました。そしてそれ以降、子どもの感性をより豊かにするために、さまざまな趣向をこらした絵本や遊具、美術教育のプログラムを発案していきます。ムナーリにとって、子どもはいつも特別な存在でした。なぜなら子どもたちのなかに、ムナーリは未来の社会があるとつよく信じていたからです。
本展では「ファンタジア」をキーワードに、アートやデザインの枠におさまらないムナーリの作品と、直接さわって遊ぶことができる絵本や遊具が展示されます。またムナーリが発案し、世界各地で子どもたちと行ったワークショップ「木をつくろう」「直接の映写」「コラージュ」「さまざまなかたち」「テクスチャー」の5つを会期中、美術館で実際に体験することができます。

(引用http://www.vangi-museum.jp/kikaku/131020.html)

ブルーノ・ムナーリの作品が一同に会したとても楽しい展示でした。
彼は優れたグラフィックデザイナーでもあり、プロダクトデザイナー、彫刻家、画家としての一面もあります。しかし、私が一番感じたのは、彼のデザインを「伝える」ことの上手さ。私たちの身の回りにあるモノや、起きているコトを、シンプルにわかりやすく教えてくれます。プロダクトデザイナーの深澤直人氏もブルーノ・ムナーリの書籍『ファンタジア』の帯にこう言葉を寄せています。「偉大なデザイナーはたくさんいる。しかし、偉大なデザインの先生は、ブルーノ・ムナーリだけかもしれない。」

会期は3/25(火)まで。次の休日に行ってみてはいかがですか。

関連本はブルーノ・ムナーリの『木をかこう』です。
子どもたち向けに作られた絵本ですが、大人も読めるところがブルーノ・ムナーリ先生のすごいところ。
絵が苦手だと思っている大人でも、「木」がかんたんに描けてしまいます。

木をかこう (至光社国際版絵本)
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