DESIGNHACK(デザインハック)

在宅ワーク・デザイン・DIY・フリーランスデザイナー系の記事を扱うブログメディア

『”Squarespace Logo”はデザイン事務所を殺すのか』

      2014/02/22

「Squarespace Logo」は自分の好きな文字やカタチのロゴが誰でも簡単に作成できるwebサービス。
さっそく私も試してみました。

トップページに文字を打ち込むと、いきなりロゴの編集画面に続きます。正直、私この手のサービスってなんだかな
と思っていたんですが、ちょっと甘く見てました。まず、ロゴの形状の豊富さ。「どうせ丸とか四角とかでしょ」なんて思っていたのですが、よく見るとキーワード検索もできるようで、試しに「apple」とタイピングしたらこんなに出てきました。

image04_0209.png

しかも、フォントとロゴの大きさは自由に帰ることができ、「整列」ツールも備わっているので、ロゴとフォントの「中央揃え」だとか「右端揃え」だとかそんなのはもうやりたい放題な訳です。もちろん色だって自由に変えられます。

image03_0209.png
↑こんな感じに仕上がりました。

ちょっと話は変わりますが、かつてMacが普及し始めた頃、「Macはデザイナーを殺した」なんて言われていたことがあったそうです。それまでハサミで写真を切り貼りしたり、必死にポスターカラーでデザインしていた作業が一気に気軽に誰でもできるようになったため、特殊な技能が備わっていなくてもある程度のデザインができる時代になったのです。

最近では、ランサーズの登場で小規模なブランディング会社の仕事が減っているなんて話も良く耳にします。
たしかに、ランサーズのサービスはすごいです。
今まではデザイン依頼を行う場合、デザイン事務所等に依頼するのが当たり前でした。しかし、一事務所の、一つのチームが出せるデザイン数には限界があります。たとえ複数の事務所に依頼し、コンペ式にしたとしても選択肢の数はたかが知れています。その事務所にブランド力があれば話は別ですが、一度に数多くのアイデアが、しかも低コストで集まるランサーズには到底かなわないでしょう。「ランサーズで十分」と思うクライアントが今後増えていくことは確実です。

そして、今回の「Squarespace Logo」もデザイン事務所に取って代わるようなサービスではないでしょうか。
現状のサービスは、まだそのレベルではないと言えますが、他にも似たようなサービスが増えてきそうですし今後一気に普及していくと思います。

もちろん、これはロゴだけに限った話ではないです。例えばちょっとしたチラシやカタログ、そしてゲームやアプリも、手軽に作成できるような時代がそこまで来ています。
(プログラミング不要!無料でアプリ開発できるツールまとめ http://appmarketinglabo.net/app-develop-freetool/

じゃあデザイン事務所、デザイナーはどうするか。

私の考えは、

1.仕事の受注をランサーズ等のクラウドソーシングサービス経由にする
2.「Squarespace Logo」のような独自サービスを展開し、カスタマイズし放題の独自デザインの商品を提供する
3.古い顧客をキープしつつ、細々と仕事を取っていく
4.事務所は解体、デザイナーは全員独立
5.それまでのデザイン業務を別事業に活かす

以上の5つです。

個人的には、2.あたりにとても興味があります。

記事のタイトルは「殺すか」なんてなんか切羽詰まった感じにしましたが、

「デザイナーを殺した」と言われたMacも今ではデザイナーには欠かせない相棒ですし、ランサーズは多くのインハウスデザイナーに、独立のチャンスを与えてくれていると思います。

要は、私たちデザイナーが今後どうやって仕事をしていくのか、自分で「デザイン」すれば良いだけの話なんですよね。

もちろんデザイナーとして独立するのは容易いことではないと承知してますが、仕事を受ける窓口が個々の「会社」ではなくなっていく傾向にあるので、今後はデザイナーが一人でも動きやすい時代になっていくはずです。

皆さんはどう思われますか。

デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス - Work for Money, Design for Love
David Airey
ビー・エヌ・エヌ新社
売り上げランキング: 22,937

 - その他