DESIGNHACK(デザインハック)

在宅ワーク・デザイン・DIY・フリーランスデザイナー系の記事を扱うブログメディア

『appleや無印良品のデザインにもつながるBRAUNのデザイン』

      2014/02/22

braun.png

(出典:http://www.br-time.jp/)

BRAUNのチーフとしてデザインの歴史に残る名品を数多く残したディーターラムス。彼は自身のデザインのあるべき姿勢について「Less, but better(より少なく、しかしより良く)」と主張し、機能が決定するデザインを守り続けてきました。
彼の作品のコレクターも世界中にたくさん存在していて、たまにヤフオクで見ると高価格で取引されていることも珍しくありません。
ディーターラムスが去った後の現在のBRAUNは、皆さんご存じのように電気シェーバーと電気歯ブラシの会社になってしまい、過去のデザイン哲学も消えて無くなってしまいました。まあ、そういう経営方針なので仕方ないですけど。

そんな中、いきなり昨年ビンテージモデルの復刻版シリーズが発売されると聞き、びっくりしてしまいました。
トラベルクロックやアラームクロックは今までも販売されていたのですが、「ET66」という、おそらく世界で最も有名な電卓(の一つ)も復刻されるというので何も考えず購入しちゃいました。

bne2.png
(出典:http://www.nordicfeeling.jp/fs/nordicfeeling/stationery/item_10084)

色彩やボタン一つ一つの形状は全て機能から導き出された意匠になっていてディーターラムスの哲学を直接感じることができます。
こうした復刻版プロジェクト、もっと色々あってもいいのになと思います。
過去の優れたデザインを、現代のテクノロジーと融合させて新しいプロダクトに昇華させていく、みたいな。

例えば、「昔の古いクルマのデザインの方がかっこいいのにな」という方は多いはず。BMWのミニも素晴らしいデザインですが、オールド・ミニのデザインも数十年の歴史に耐えられた程素晴らしいクォリティです。ただ、クルマの場合、自分がオタクで無い限りメンテが大変ですし、リペア代だけで車体本体より高くついてしまいます。
今回のBRAUNみたいに復刻してくれたらニーズあるんじゃないかなと思います。

ん~、でもビジネスとしてはいまいちかなあ。

 - サービス